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技術のログをツラツラ書きます。自分用ですが参考にしていただけたら嬉しいです。間違ってたらドンドン突っ込んでください。

【勉強会】CL.kitchen vol.6 @クリエーションラインさん

CL.kitchen vol.6に参加してきましてのでメモベースで備忘録を。

Chef-soloしか触ったことがなく、大規模で利用されているEnterprise Chefを
触れてみたかったというのが参加のきっかけです。

■予定プログラム ~ATNDより~

  • Opscode Chefについて
  • 一般的なChef ServerとClient & Nodeの関係
  • 重要コンセプトと単語
  • ハンズオン
  • Hosted Chef Serverへのユーザー登録
  • Workstationの設定
  • knife-ec2のインストールと設定
  • cookbookの準備とサーバでの確認
  • Apacheを設定するcookbookの自作
  • Attributesの検索の結果をattribute.htmlに適用
  • WorkstationからknifeコマンドでEC2を起動し設定
  • 質疑応答

予定通り19:00スタートとなり、まずは講師の@urasokoさんの軽妙なトークで
解説からスタート。
Chefまわりの用語解説から入り、冪等性、重要な単語をわかりやすく解説。
中でも冪等性は体を張ってわかりにくい部分を示してくれました。
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続いてOPSCODE社のアカウント登録へ。
アカウント登録をすると、無償で5ノードまで登録することができる。

ハンズオン

①Workstationの設定
②Chef-Clientをインストール(Omnibus Installer)
 →Omnibus Installerでインストールすることでディストリビューション自動判別、
  1つのディレクトリ(/opt/chef)にインストール等、恩恵が大きい
③git cloneにてリポジトリの複製
④アカウント登録の際に取得した、認証ファイル(ユーザー、Organization認証、
 Organizationのknife.rb)をWorkstation用EC2へアップロード
⑤Knife-ec2をインストール
⑥knife.rbにAWS情報を追記
⑦OPSCODE社からCookbookを取得し、Chef Serverへアップロード
⑧Cookbook作成
⑨knife ec2でインスタンスを起動し、recipeを適応(recipeは自動)
⑩ブラウザにて作成したEC2のグローバルIPへアクセス

Cookbookでindex.htmlに「Opscode chef rule the cloud」と記載しているので、
ブラウザで「Opscode chef rule the cloud」が表示されることを確認できれば
ハンズオンは成功

この勉強会を通じて思ったこと

・Chef Serverを使って構成を体感できたことはよかった。
 近々で試してみようと思っていたものの、遠回りせず最短で体感できたことは
 時間を有効利用できた。
 (独学でやると認証鍵取得あたりで躓きそう)
・定期的に自動で定義したモデル(冪等性)に収束できるのは、インフラ運用者に
 とっては安心できる。
 と同時に 「仕事が減るな~」 → 「新しいことやろ」 ってなんなきゃいけない。

これからやろうと思ってること

・自社に取り入れる場合を想定する。
・VMやVirtualBoxあたりでも試す必要がある。
・SDNとの連携を情報収集。
・Cookbook程度のrubyを読み書きできるようになる。

会場となったクリエーションラインさんのオフィスはとってもオシャレでカッコいい。
書籍も充実しておりエンジニアにとってとてもいい環境ではないかなと感じた。

貴重なお時間ありがとうございました。