toto_1212

技術のログをツラツラ書きます。自分用ですが参考にしていただけたら嬉しいです。間違ってたらドンドン突っ込んでください。

Tsunami udp

Tunami udpで高速転送をしてみます。

サーバー側がファイルを送る側、クライアントが受け取る側です。

1. 送信元~送信先までの経路で、TCP/UDP 46224を開放する。

2. サーバー側、クライアント側ともTunami udpをインストールする。

wget http://tsunami-udp.cvs.sourceforge.net/viewvc/tsunami-udp/tsunami-udp/?view=tar
※ダウンロードしたファイル名にあわせて下さい。移動先は好きなDIRで。
 ⇒mv index.html\?view\=tar tsunamiUDP.tar.gz
mv /root/tsunamiUDP.tar.gz  /etc/
cd /etc
tar xzvf tsunamiUDP.tar.gz

3. ライブラリをインストールする。

yum install make gcc autoconf automake

4. Tsunami udp のビルド&インストール

cd /etc/tsunami-udp/
aclocal
autoconf
automake
./configure
make
make install

これで環境が整ったので、転送します。

5.サーバー側(ファイルを送る側)

cd 送るファイルがあるディレクトリ
tsunamid 送るファイル(*指定でディレクトリ可)

6.クライアント側(ファイルを受ける側)

tsunami
tsunami> connect xxx.xxx.xxx.xxx #←Tsunami udp サーバーのIPアドレス
Connected.
get ファイル名(*指定でディレクトリ可)

★実際の転送状況

tsunami> get test.tar
Receiving data on UDP port 46224
             last_interval                   transfer_total                   buffers      transfer_remaining  OS UDP
time          blk    data       rate rexmit     blk    data       rate rexmit queue  ring     blk   rt_len      err
00:00:00.353  700   0.00M   15.5Mbps  74.5%     700    0.0G   15.5Mbps   0.0%     0     1 3403800     2048        0 R-
00:00:00.705  800   0.00M   17.8Mbps  71.9%    1500    0.0G   16.6Mbps   0.0%     0     0 3403055     2048        0 R-

試した環境は激遅でNW機器で20MBまで絞られてます。
基幹の太い回線上では500~600Mbpsほど出るらしいです。

お試しあれ。